システム開発・DX導入支援のシナプス・コード

2026年1月26日

「もう1年が終わる!?」大人になると時間が加速する衝撃の理由と、人生を長くする方法

ヤーモリ
イーモリ、見ろよ!あの地球人、カレンダーを見ながら「えっ、もう1月が半分終わったの!?早すぎる!」って絶叫してるぞ。

地球の一日は24時間で一定のはずなのに、彼は時空の歪みにでも巻き込まれたのか?
イーモリ
いや、あれは時空の歪みではなく、地球人の脳内で起こっている「主観的な時間の加速」だね。

特に大人の地球人の多くが、年齢を重ねるほど時間が早く過ぎると感じているんだ。
ヤーモリ
時間が加速!?そんなの不公平だろ!

僕たちの宇宙船ならボタン一つで調整できるけど、地球人の脳にはそんな機能があるのか?
イーモリ
正確には「機能」というより「感覚のクセ」だね。有名な説に「ジャネーの法則」というものがある。

10歳の子供にとっての1年は人生の1/10だが、50歳の大人にとっては1/50に過ぎない。

この比率の違いが、時間の感じ方に影響するという説だ。
ヤーモリ
なるほど!人生の持ち時間に対する「割合」で感じ方が変わるってわけか。

でも、それだけじゃ「早すぎる!」って絶叫するほどの理由にはならない気がするぞ。
イーモリ
鋭いね、ヤーモリ。実は最新の脳科学では、もっと「脳の燃費」に関わる理由が指摘されているんだ。

鍵を握るのは「情報の密度」と「記憶」だよ。
ヤーモリ
情報の密度?あのごちゃごちゃしたデスクで働いている地球人の頭の中が、スカスカだって言うのか?
イーモリ
逆だよ。脳は「新しい刺激」に出会うと、それを詳細に記録しようとしてエネルギーを使い、記憶の密度が上がる。

子供の頃は見るものすべてが新鮮だから、脳がフル回転して大量の「footage(映像)」を保存するんだ。
ヤーモリ
ああ、だから夏休みが永遠のように長く感じられたのか!

毎日が冒険だったもんなぁ。
イーモリ
その通り。ところが大人は「いつもの通勤路」「いつもの仕事」「いつもの食事」と、ルーチンワークばかりになる。

脳は効率化のために、予測可能な情報を「既知のもの」として省略してしまうんだよ。
ヤーモリ
効率化のせいで、記憶が「ダイジェスト版」になっちゃってるのか!

「今月何したっけ?……あれ、何も思い出せないうちに終わってた!」ってのはそういうことか。
イーモリ
まさに。神経科学者のデイヴィッド・イーグルマン博士の研究によると、脳は新しい刺激に対しては処理時間を長く見積もるが、繰り返される刺激に対しては反応が抑制されることがわかっている。
ヤーモリ
恐ろしいな……。じゃあ、毎日同じことの繰り返しだと、人生がどんどん短縮されていくってことじゃないか!

このままだと、あの地球人は気づいたらおじいちゃんになってしまうぞ!
イーモリ
実際、心理学的な実験でも「新しい体験」をした期間は、後から振り返った時に長く感じられることが証明されている。

これを「回想的時間の歪み」と呼ぶんだ。
ヤーモリ
回想的……。じゃあ、今この瞬間を長く感じる方法はないのか?

退屈な会議中とかは、逆に1分が1時間くらいに感じることもあるぞ!
イーモリ
それは「注意」の問題だね。時計の針をじっと見つめている時は、脳が時間を細かくサンプリングするから長く感じる。

逆に楽しいことに没頭している「フロー状態」では、時間への注意が消えて一瞬で過ぎ去るんだ。
ヤーモリ
よーし、わかったぞ!じゃああの地球人にアドバイスだ。

「毎日、見たこともない激辛料理を食べろ!」とかどうだ?強烈な記憶に残るぞ!
イーモリ
刺激が強すぎるよ……。もっと現実的な方法がある。脳に「新しい」と思わせればいいんだ。

例えば、通勤ルートを毎日少し変える、入ったことのない店でランチを食べる、新しい趣味を始める、といった小さな「ノベルティ(目新しさ)」の積み重ねだね。
ヤーモリ
小さな冒険か!それならあの地球人にもできそうだな。

あと、イーグルマン博士は「命の危険を感じる時」に時間がゆっくり流れるって話もしてなかったか?
イーモリ
ああ、高い所から落下する時の実験だね。実際には脳の処理速度が上がっているわけではなく、強烈な恐怖体験を脳が「超高密度」で記憶に焼き付けるため、後からスローモーションのように感じられるんだ。
ヤーモリ
じゃあ、人生を長くするために毎日バンジージャンプをするのは……?
イーモリ
心臓が持たないからやめておけ。それよりも「学び」を続けることが有効だ。

新しい知識を得ることは、脳にとって常に「新しい世界への遭遇」になるからね。
ヤーモリ
学びかぁ。僕も地球の漫画を全巻制覇して、知識をアップデートしなきゃな!

これも立派な「新しい体験」だろ?
イーモリ
それはただの娯楽のような気もするが……。

まあ、受動的に眺めるだけでなく、新しいジャンルを開拓するなら脳への刺激にはなるだろうね。
ヤーモリ
よし、決めた!今日から毎日、違う種類のパンケーキを食べるぞ。

これも脳科学に基づいた「人生を長くする戦略」だ!
イーモリ
結局食べたいだけじゃないか。でも、食べた時の味や香りに意識を向ける「マインドフルネス」は、時間感覚を豊かにする効果があるという報告もあるよ。
ヤーモリ
ほう!味わって食べれば、パンケーキの時間も2倍に伸びるってことか。

脳科学って最高に得する知識だな!
イーモリ
ふふ、そうだね。時間というのは、物理的な数字以上に、君の脳がどう感じ、どう刻むかで決まるものだから。

さあ、あの地球人にも「日常に小さな変化を」というレポートを送っておこう。

🎥 Youtube

📚 参考文献・リンク

①1. 時間感覚と加齢に関する研究
大人になると時間が早く感じる現象について、メンタル計算(内部時計)の変化を調査した研究です。50歳以上の人は、若年層に比べて時間経過を短く見積もる傾向があることが示されています。
・APA形式: ResearchGate. (2016). Time perception and age. https://www.researchgate.net/publication/301344855_Time_perception_and_age

2. 恐怖体験と時間の遅延現象(イーグルマンの研究)
命の危険を感じる瞬間に時間がゆっくり流れると感じるのは、知覚速度の向上ではなく、記憶の書き込み密度が高まるためであると結論づけた有名な実験です。
・APA形式: Stetson, C., Fiesta, M. P., & Eagleman, D. M. (2007). Does time really slow down during a frightening event?. PLoS ONE, 2(12), e1295
https://doi.org/10.1371/journal.pone.0001295
https://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0001295

3. 脳の新規性と時間知覚のメカニズム
なぜ新しい体験が時間を長く感じさせ、ルーチンが時間を消し去るのかを解説したサイエンス記事です。
https://www.sciencefocus.com/the-human-body/how-to-change-your-perception-of-time-and-make-life-seem-longer

ポイント
1.ジャネーの法則: 人生の長さに対する「1年」の割合が減ることで、主観的な速度が上がる。
2.情報の密度の低下: 脳が慣れた日常を省略し、記憶に残る「新しい映像」が減ることが加速の主因。
3.対策: 日常に「小さな変化」や「新しい学び」を取り入れることで、脳の記録スイッチをONにし、体感時間を延ばすことができる。

Menu

メニュー

シナプス・コードについて

弊社についてのご案内と、代表ごあいさつです。

MORE

事業内容紹介

弊社事業内容についてご紹介しています。

MORE

オウンドメディア

脳科学やIT技術に関する情報を発信しています。

MORE

無料にてご相談を承っております
まずは気軽にご相談ください

ご不明な点やご不安に思っていること、お問い合わせください。

ウェブでのお問い合わせ

以下のフォームよりお問い合わせください。